PHTLSコースは外因性障害のある患者の評価を順々に進めていき、患者の緊急度や病態を判断し、可能な限り状態の安定を図りながら、適切な施設へ収容する事を目的にしています。実技を中心に行ないますので、評価法さらに対処も学ぶことができます。
_患者の評価はAMLS Assessment Pathwayの手法を使用しますが、これは現場の状況や患者の状態を丁寧に観察し、質問を行ないながらチェックしていく事で、見落としがなく的確に行動するためのmaterialです。
_PHTLS教科書 Division 2: Assessment and Management の章を学習して頂きますが、添付する内因性疾患でのAMLS Assessment Pathwayを
参考にしてください。
_この評価法を応用しながら、PHTLSコースでは、次のような外傷疾患のシナリオ演習と実技演習を行ないます。
_PHTLSではインストラクターが患者役を演じます。
- Baseline Assessment
- Scene Management and Primary Survey
- Airway
- Breathing, Ventilation and Oxygenation
- Circulation, Hemorrhage, Shock
- Disability Traumatic Brain Injury
- Disability Spinal Trauma
- Special Considerations
- Summation
以上7つのケースで練習をします。
PHTLSプロバイダーコース
- 受講条件:研修医、看護師、医師、救急隊員のいずれかの方。
- 修了試験 実技試験・筆記試験があります。
筆記試験は四者択一式で76%以上の正解が必要です。 - 修了証:4年間有効のPHTLS修了証とJSISHピンバッジ
PHTLS使用教材
Phtls: Prehospital Trauma Life Support
PHTLSテキスト動画はこちら(You Tube) Look Inside: Prehospital Trauma Life Support (PHTLS), Ninth Edition
PHTLSインストラクターになるには
- 受講条件:医師、看護師、救急救命士の方で、PHTLSプロバイダーコースを受講された方。PHTLSインストラクターとして活動されたい方。
救急救命士、救急隊の方は、JPTECプロバイダーである事。 - NAEMTインストラクターになるまでのステップを確認する方はコチラをクリックしてください。
NAEMTインストラクターコースとして、すべてオンラインでの受講となりました。
こちらから受講が可能です。