医療学習デザイナー

医療学習デザイナー資格制度について

 効果的・効率的・魅力的な医療者の学習をデザインするには、インストラクショナルデザインの理論を応用すること、他者と効果的なコミュニケーションをとること等の様々なコンピテンシー(能力)が必要とされます。日本医療教授システム学会では、このコンピテンシーを備えている人を「医療学習デザイナー」として認定します。また、本資格は、国際標準となるコンピテンシーを定めている、ibstpi®︎のインストラクショナルデザイナーコンピテンシーを基盤としており、それを審査、認定します。よって、本資格を所持していることは、医療者の授業や研修等の学習をデザインするための国際標準コンピテンシーを獲得していることを意味します。  教育に携わる多くの方々に本資格を受審、認定を目指してしていただき、医療者教育のより良い改善と発展につながることを期待しています。


参考文献

  1. 松本尚浩 (2018) ibstpi®︎インストラクショナル・デザイナー・コンピテンシー概略と解説. 医療職の能力開発 5(2), 83-110.
  2. 鈴木克明 (2017) ibstpi®︎コンピテンシー標準:その動向と活用法. 医療職の能力開発 5(1), 1-8.
  3. 三好雅之(2018)医療学習デザイナー資格の解説と申請のすすめ. 医療職の能力開発 5(2), 62-65.
  4. ibstpi®︎ホームページ

医療学習デザイナー資格取得フロー

医療学習デザイナー資格取得フロー医療学習デザイナーフロー


日本医療教授システム学会 医療学習デザイナー認定者一覧

 

氏名 所属 認定年月日
山田 紀昭 済生会横浜市東部病院TQMセンター 臨床工学技士 2022年3月1日
三好 雅之 鳥取大学教育支援・国際交流推進機構 高等教育開発センター 2022年10月1日
淺田 義和 自治医科大学 医学部医学教育センター医学教育部門 2024年3月7日
植草  恵 日本医科大学千葉北総病院 2024年3月7日

申請条件

  • 日本医療教授システム学会(以下、本学会)の会員であること
  • 本学会の認定ラーニングアシスタント資格を所持、または本学会がそれに相当すると認める資格を有していること

審査提出書類

下記の様式を揃えて提出して下さい。


様式2医療学習デザイナー申請自己評価表の記載例

コチラから


審査書類提出方法

日本医療教授システム学会Moodleへログインし(学会員限定ページ)、「認定資格申請」の「医療学習デザイナー」ページに全ての提出書類をアップロードして下さい。


審査結果

資格認定委員会で審査し、申請から約1ヶ月を目処に結果を返信します。


審査、認定料

審査料5,000円 認定料25,000円