Simulated Learning for Emergency Medical Technician ( SEMT )
オープンコース開催情報
【開催日程】現在開催予定はございません。
【終了したコース】(開催日、開催場所、受講者数)
2023年8月2日 札幌エルプラザ(札幌市男女共同参画センター) (10名)
2023年11月26日 森町防災センター (8名)
2024年2月24日 檜山広域行政組合消防本部乙部消防署 (4名)
2024年3月6日 カレスクリニカルシミュレーションセンター(3名)
2024年3月24日 渡島西部広域事務組合消防本部木古内消防署 (8名)
2024年5月30日 函館市地域交流まちづくりセンター(6名)
2024年6月23日 帯広協会病院(10名)
2024年8月30日 カレスクリニカルシミュレーションセンター(2名)
2024年9月20日 カレスシミュレーションセンター(6名)
【参加費】 JSISH会員・非会員 8,000円(ピンバッチ、修了証発行手数料を含みます。)
概要
救急隊員を対象としたコース。活動基準のプロトコールに準拠した質の高い救急活動を行うための考え方のシミュレーションコース 救急救命士は蘇生法と外傷の教育に趣が置かれていますが、救急現場では多種多様な傷病者を観察・評価する必要があります。 救急搬送における医療機関選定から医療機関における救急医療の提供までの一連の行為を迅速かつ適切に実施するためには、救急救命士による臨床推論は重要性が増しています。 傷病者の病態を把握し、必要な処置があれば迅速に対応しながら、適切な医療機関に搬送するという作業を限られた時間の中で行わなければなりません。 傷病者の病態は評価と処置の繰り返しの中で徐々に明らかになるものであり、重症度・緊急度の評価作業と処置を選択し実行します。この作業を臨床推論の考え方を意識して,鑑別診断の精度を上げることにより、迅速・的確な医療機関への搬送に繋がるものと考えます。 現場で判断する思考の経路を示す手順を身に付ける救急救命士の教育をメディカルコントロール体制の下で実施する必要があります。 このコースが病院前救護を担う救急救命士として様々な救急現場活動に生かされることを願っています。
特徴
救急隊はさまざまな傷病者の病院前救急医療を担いますが、「傷病者の観察、判断、処置、病院選定、搬送を系統立てて進める考え方と手順」について学習する機会は限られています。 心停止と外傷の傷病者への対応の手順はアルゴリズムやプロトコールとして標準化されていますが、心停止でもなく外傷でもない内科疾患の傷病者への対応には一定の手順が示されていません。 本コースは救急隊員が内科疾患に対する標準的アプローチ法を学習することを目的に開発されています。
受講対象者
病院前救護に従事する消防職員
修了証
本コースの全課程を修了すると、修了証が発行されます。(JSISHピンバッチ付き)
教材・その他
「救急活動シミュレーション学習―受講者と指導者,通信指令員のためのワークブック」 「スクリプトで学ぶ救急活動プロトコール」 救急活動シミュレーション学習 コースディレクターと認定インストラクター紹介 救急活動シミュレーション学習 受講者の声