第6回日本医療教授システム学会総会

第6回日本医療教授システム学会総会

開催概要

メインテーマ:「医療者のパフォーマンス向上による医療のリスク低減」
日 程:2014年3月6()8日()
プログラム委員長:河野龍太郎(自治医科大学メディカルシミュレーションセンター センター長)
会 場:東京大学本郷キャンパス

プログラム

基調講演
医療安全と医療者のパフォーマンス
演者:自治医科大学メディカルシミュレーションセンター センター長 河野龍太郎

教育講演
人材開発の基本としてのパフォーマンス・コンサルティング
演者:株式会社ヒューマン・パフォーマンス 代表取締役 鹿野尚登

事例紹介・活動報告~
JSISH用語集紹介
Just in time ショーケース
MEDICAL KOS紹介
学会の活動・活動計画の報告
海外事例報告

ラウンドテーブルディスカッション1
次世代の学会大会を考える

ラウンドテーブルディスカッション2
シミュレーションセンターの運営

一般演題

コースプログラム・ワークショップ

救急活動とプロトコール
救急隊員を対象としたコース。活動基準のプロトコールに準拠した質の高い救急活動を行うための考え方のシミュレーションコース
ファシリテーター 前田淳一

信念対立ワークショップ
医療において「チーム医療」「多職種連携」の重要性が唱えられて久しいですが、現実には職種間あるいは、同職種また自己の中でも「信念対立」は存在します。 昨年の本学会総会では、「信念対立解明アプローチ」の京極真先生を含めて 「現場での問題解決」という視点から、複数の手法を行っているパネラーをお招きし、 RTDを行いました。医療現場における問題は、D.ショーンの唱えるように、とても 複雑で不安定です。これは既存の「技術的な問題解決」では、解決しないものです。
 今年は「信念対立」を「問題解決」および「認知の限界」という観点から、 その構造をひもとき、日常生活における人間関係をコンディショニングする手法を体験して 頂きたいと思っております。日常の会議から夫婦・親子・上司部下など様々な人間関係を 簡単にコンディショニングするのは?
 ご来場お待ちしております。
ファシリテーター 清水広久

論文ワークショップ
医療職の能力開発に関する実践研究、原著論文のデザイン、執筆に関するワークショップ
ファシリテーター 大西弘高

デブリーフィングオリンピック
昨年度に引き続き、デブリーフィングオリンピックを行います。 シミュレーションの場面をビデオでご覧いただいたあと、複数のデブリーファーによる模擬デブリーフィングを行います。 参加者の皆さんはデブリーフィングの質を評価していただき、さらにディスカッションにより デブリーフィングに関する知見を深めていただきます。
ファシリテーター 武田聡、淺田義和

JSISHトレーニングセンターを設置しよう
JSISHが推奨する病院トレーニングサイトとは
・ 病院の職員が病院内でBLS/ACLS/PEARS/PALS(アメリカ心臓協会のシミュレーションコース)やAMLS /PHTLS(北米救命士協会シミュレーションコース)を受講できる
・受講のため遠隔地に出かける必要がない
・運営は院内のコースディレクターが行なう
・受講費の設定を含め、病院やコースディレクターの裁量で企画・運営
・カード発行は事務局が行なう
・必要なときにシミュレーション学習ができる・・・ジャストインタイム
・シミュレーション学習の成果がすぐに実践できる・・・現場実践力の向上
・病院の学習文化・患者安全文化が醸成される
このセッションでは実際にJSISH病院トレーニングサイトを立ち上げたストーリーを紹介しながら、そのメリットやノウハウについてご紹介いたします。
ファシリテーター 池上敬一

ID疑問解消セミナー
 インストラクショナルデザインの活用方法や、使っていて感じた疑問を解消するセミナーです。 当日は特に「IDの前提」として掲げる十数項目についてを中心に、ディスカッションを行っていきます。
ファシリテーター 鈴木克明、淺田義和

患者急変対応コース(KIDUKI)
「患者急変対応 for Nurses」コース
ファシリテーター 浅香えみ子

ザ・エッセンス~IDを用いた講義・勉強会のデザイン~
「授業設計マニュアル」(稲垣 忠、鈴木克明)を参考図書とする、講義や院内勉強会をIDでデザインするプロセスを学ぶ実践的なコース
ファシリテーター 池上敬一