代表理事
池上 敬一(いけがみ けいいち)
日本医療教授システム学会
1981年 宮崎大学医学部卒業
1989年 医学博士(大阪大学) 資格
救急科専門医
2007年 日本医療教授システム学会設立・代表理事
理事
鈴木 克明(すずき かつあき)
熊本大学大学院社会文化科学研究科教授・教授システム学専攻長
1959年生まれ。
Ph.D.(フロリダ州立大学教授システム学専攻)。ibstpi理事(2007-2015)、日本教育工学会理事・副会長、教育システム情報学会理事、日本教育メディア学会理事・第7期会長(2013-2015)、日本イーラーニングコンソシアム名誉会員など。主著に「教材設計マニュアル」、「研修設計マニュアル」、「インストラクショナルデザインの原理(監訳)」、「教育工学を始めよう(共訳・解説)」など。
JSISH設立で日本の医療がシステム的にその効果・効率・魅力を高めていくことに何かお手伝いができたらと思っています。100%オンラインでeラーニング専門家を養成する本専攻へも医薬系からの強い関心が寄せられています。
理事
三上 剛人(みかみ たけひと)
吉田学園医療歯科専門学校 救急救命学科 学科長
現在、救急救命士養成課程の教員です。元は、救命救急センターで働く看護師でした。救命救急センターで働いていた頃の消防救急救命士の病院実習指導を担当していた縁で現在の仕事をしています。
看護師のシミュレーショントレーニング経験からこの世界に導かれ、教育をとりまく理論や授業設計に魅了されています。主に、救急看護、救急救命士のフィールドを得意としていますが、領域を超えて教育に臨んでいきたいと考えています。
理事
松本 尚浩(まつもと たかひろ)
医療法人社団尚誠会 笑顔のおうちクリニック松戸 理事長・学習システム開発責任者
心肺蘇生術講習会のインストラクター実践・養成を探究していて2006年にアメリカ心臓協会の救急心血管治療教育でのインストラクター教材コア・インストラクター・コースに感動し、この基盤にibstpi instructor competencyがあり、この本が教授システム学を応用して記述されていることを知り、教授システム学に触れるようになりました。
医療組織での教える・学ぶ場面での学習支援、そして医療組織が患者安全なパフォーマンスを改善するための支援に焦点をおいて、皆さんと学び、実践したいと思っています。
外部理事
喜多 敏博(きた としひろ)
熊本大学eラーニング推進機構教授
1967年に奈良に生まれる。京都大学大学院工学研究科博士後期課程研究指導認定退学、熊本大学工学部助手、総合情報基盤センター准教授、eラーニング推進機構教授、現在に至る。
工学博士(名古屋大学、2005年)。
Learning Management System、非線形システム、電子音楽に興味を持つ。電気学会、情報処理学会、日本教育工学会、教育システム情報学会、日本医学教育学会に所属。
http://t-kita.net
人を教えることは難しいです。ITをうまく使っていろんな人に対応できる教え方が工夫できればなぁと思っているのです。
ファカルティ
淺田 義和
自治医科大学 情報センター IR部門
2010年から自治医科大学メディカルシミュレーションセンターで勤務するまでは「教育」に関して完全な素人でした。その頃から、医療教育上の現実の課題に関し、学会や大学院等で学んだそばから即実践・省察、というスタンスを取っています。
情報センターへ異動後は、医学教育分野別評価を視野に入れたIR(Institutional Research)の実践と合わせ、Moodle等のLMS(Learning Management System)利用支援なども手がけています。
医療教授「システム」ということで、特に学習・教育支援システムという視点からファカルティ活動を進めていきたいと考えています。
ファカルティ
井上 卓也
小牧市民病院 救命救急センター部長
救急医になって約30年になります。私が研修医の頃は、心肺蘇生も外傷診療も教材はなく、現場で経験を積んで習得するしかありませんでした。人形を使ったシミュレーション教育を経験したときは、その素晴らしさと楽しさに感動しました。今ではシミュレーション医療教育は全国に広まっていますが、型にはまってしまっているように感じます。ファカルティとして、シミュレーション医療教育の新しい可能性を引き出し、楽しく学ぶ感動を伝えて行けるような活動をしたいと思います。
ファカルティ
河邉 紅美
小牧市民病院 看護局 副看護局長
私と医療教授システム学会との出会いは、数年前に教育管理室専従となり、看護職員の教育支援を担う立場になった時からです。その時は、「教育支援を行う立場を任されたのに、教え方を知らない」と思い、教育を教えてくれる学会はないかと探し、この学会に辿りつきました。学会に参加することにより、現場のニーズに基づいた人材育成システム構築の方法を学び、システムの実践と評価を行っています。今後は、自己が学び得たように、多くの方に医療教授システムを知ってもらい、効果的な人材育成に繋げていきたいと考えています。
ファカルティ
久宗 真理
防衛医科大学校医学教育部看護学科
臨床でのスタッフ教育の方法や効果に疑問を持ったことをきっかけに、「成人教育」というkeywordを知りました。現在、JSISH会員歴9年で、自ら学び続けることができる看護師の基礎づくりを目指して、看護基礎教育を実践しております。JSISHでの学習活動を通して、効果的・効率的・魅力的な学習が可能であることを学びました。ファカルティとして、授業・研修設計のお手伝いをしながら仲間を増やし、「学びたい人が地元で学べる環境づくり」を進めてまいりたいと考えております。