GEMS

GEMSとは

GEMSは『The Geriatric Education for Emergency Medical Services』,救急医療従事者のための高齢者救急対応トレーニングです.

 

このプログラムは全米救命士協会(NAEMT)アメリカ老年医学会(AGS)が協力し,2014年に第2版(2nd edition)となりました.

日本のみならず世界各国で高齢化社会となっており,救急医療においても高齢者ケアにおける対応スキルのトレーニングのニーズが高まっている現状があります.高齢化で世界の最先端をいく日本でも重要なトレーニングであり,切望されていたものです.

GEMSは,高齢者に関係するヘルスケアプロバイダーのうち,救急の主に初療に関わるかたに最適化されたトレーニング・プログラムですが,初療担当者以外でも高齢者救急対応スキルを高めたい方にも適しています.

例えば,在宅ケア専門職,訪問看護師,ケアマネージャー,訪問薬剤師,訪問リハビリ・スタッフ,介護福祉士,老人保健施設,老人ホームなど施設スタッフ,救急隊員,救急救命士,救急医療機関後方支援施設,ER,ICU/HCU,急性期病棟スタッフ,回復期病棟スタッフ,療養型病棟スタッフ,です.

 

GEMSは,高齢患者の包括的なアセスメントと初療の能力を強化していくことを目標としています.

コア・コースの標準的な所要時間は8時間です.
症例を中心とした座学でのディスカッションのほか,模擬患者を活用したシミュレーション,実技トレーニングで構成されています.

学習内容は,加齢による生理的変化,それに伴う臨床薬理,病態生理の学習で,内因性・外因性病態だけでなく,外傷も含まれます.つまり,高齢傷病者に対応する上で不可欠の知識とスキルを強化するものです.

 

コース全てに参加し基準をクリアすると認定証が発行されます.認定証は4年間有効です.

指定教材はGEMS second editionで,電子媒体教材も含まれており,事前に入手し学習しておくことが必要です.(テキストは英語のみです.事前学習資料の一部は日本語化されています.)

受講要件:国家資格を有する医療従事者
医師,看護師,救急救命士,救急隊員など.(上記)
(医学生5年生以上、看護学生3年生以上、救命士学生3年生以上)

テキスト入手先
AMAZON Geriatric Education for Emergency Medical Services
J&B Jones & Bartlett Learning

主な内容

・加齢による変化
・コミュニケーションの特異性
・高齢者のアセスメント,薬理特性,中毒
・高齢者の精神科救急,心血管救急,呼吸器救急,意識障害・脳神経系救急
・高齢者の外傷
・終末期ケア

 

第1回GEMSコースは7月17日,盛会のうちに終了しました.

次回のご案内をお待ち下さい.関東以外での開催も計画しています.

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