IDT勉強会のご案内 

1教育・研修の評価 その1

2.  卒前・医療教育の学習デザイン

3.  OJTを学習デザインする

a1学習テーマ1 Evaluator Competences (ibstpi)

シミュレーション教育・研修の効果の評価

●     学習者:研修の結果、自信を持って仕事ができる

●     部署の管理者:パフォーマンスは改善たか?

●     組織の管理者:研修は効果的か?続けるべきか?

  •    シミュレーション研修や院内研修が効果的であることをどのように測定すれば良いのでしょうか?カークパトリックの4つのレベル(K4)をどのように活用すれば良いのか?評価法はK4だけではありません。
  •     シミュレーション研修や院内研修が効果的であることをどのように測定すれば良いのでしょうか?カークパトリックの4つのレベル(K4)をどのように活用すれば良いのか?評価法はK4だけではありません。
  •    K4は現場でのパフォーマンスに注目した評価法ですが、これ以外に教育・研修のプロセスに注目した評価法、実践事例の分析による評価法があります。
  • •       このセッションではK4以外の評価法を紹介し、これらをブレンドする評価システムについて紹介いたします。

学習テーマ2 卒前・医療学習のデザイン

卒前教育で使える学習デザインモデル

●     教科書の内容をIDで味付けし、勉強したくなる教材に変身させる方法

●     シミュレーション学習をゲーム化する:「全体マップとゴールを見せる」「ゲームのルールを説明する」「ルールを使ってゴールを達成する」

●     教員・インストラクターの負担を軽減し、学習活動の楽しさをアップする・・・みんなハッピー

  • 教科書はその領域の知識体系をカリキュラムに従って並び替え、アーカイブしたカタログと言えます。教科書 を読んでもワクワクしたり、「分かった!」体験をすることはあまりないのではないでしょうか?
  • 「勉強したくなる教材に変身させる」では教科書を使ってワクワクする、そして「分かった!」経験をデザインする方法を提案したいと思います。
  • シミュレーション学習は「場面を設定したゴール達成ゲーム」(例:人生ゲーム)と言えます。このセッションで紹介するgoal-oriented learning design法の基本は、学習者に真正な状況とゴール、そしてゴール達成に不可欠な戦略マップを与えることになります。
  • このような工夫をすることで教員の負担を経験し、かつ、学習者の動機付けを高めることが可能になります

学習テーマ3 OJTを学習デザインする

シミュレーション・研修による学習とOJTをブレンドする方法

●     仕事としての医療・看護を全体マップとして示す

●     ステージをクリアするために必要なツールを使いかた(事前学習)を示す

●     ゴールを達成する練習はシミュレーション・研修で行う

●     OJTはその発展学習と捉える:教材をジョブエイドとして活用

  • Goal-oriented learning designを用いたジョブ・エイドがOJT学習デザインの基本
  • ツールになります。このジョブ・エイドはそれ自体がコンピテンシーと目標行動の記述から構成されているので、これを評価票として活用することができます。
  • またパフォーマンス後は振返りツールとしても利用できるため、医療者の成長を支援するツールになります(コンピテンシーを獲得すればポートフォリオになる)。

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