JSISH学習インストラクター養成コース

  JSISH学習インストラクター養成コースの特徴 

  • JSISH医療教育者資格制度(Certified Healthcare Performance Educator: CHPE)(注)の一部である、学習インストラクター資格認定につながるコースです。
  • 学習支援者の技能について、国際標準の記述(ibstpi インストラクターコンピテンシー)に基づき知識を得て、自身の現場での学習支援行動の変化を確認します。
  • オンライン対面学習様式です。

 学習ゴール 
「JSISH医療学習インストラクター申請(Advanced) 自己評価表」で「基本的」に分類されるコンピテンシー項目でコンピテンシーレベル「中等度」に該当する実践例を「判断理由」欄に記載。

 プログラム 

  • 導入(必須)
    自己紹介。「JSISH医療学習インストラクター申請(Advanced) 自己評価表」記載方法確認。学習スケジュール検討。選択可能なプログラム選択検討。(45分間程度)
  • インストラクター・コンピテンシー項目別学習支援(選択)
     ibstpiインストラクターコンピテンシー項目[参照 下記教材2]を読んで、コンピテンシー内容の確認、実践事例検討などについて、オンラインミーティングで質疑応答。1回のミーティングは15分から45分間程度。

上記のプログラムは1回のコース費で6ヶ月間利用可能です。6ヶ月以後は再度コース費が必要となります。

 学習支援者 

松本尚浩(医療法人笑顔会 NexWel恵那地域笑顔共創クリニック)
 受講料金 

会員5,000円、非会員18,000円 (会員医療系学生は無料(社会人学生は除く)
(6か月間の料金になります。6か月以後は、上記の金額が追加で必要です。)

 教材 

1:ibstpi instructor competency (ISBN-13: 978-1593112363)
2:日本教授システム学会雑誌『医療職の能力開発』vol. 1
3:JSISH医療学習インストラクター申請(Advanced) 自己評価表(moodleで利用可能)
参照:ibstpiインストラクターコンピテンシーとJSISHによる基本的、熟達者向け、管理者向け分類


【プロフェッショナルとしての基礎】

      1.  効果的なコミュニケーションを行う.(基本的)
      2.  専門分野の知識やスキルを常に磨いておく.(管理者向け)
      3.  規定の倫理や法を順守する.(管理者向け)
      4.  プロフェッショナルとしての信用を確立する.(基本的)

【企画と準備】

      1.  インストラクションと方法と教材を企画準備する.(熟達者向け)
      2.  インストラクションに必要な具体的な準備をする.(管理者向け)

【方法と戦略】

      1.  受講者が意欲的に,集中して学べるように働きかける.(基本的)
      2.  プレゼンテーションを効果的に行う.(基本的)
      3.  ファシリテ-ションを効果的に行う.(熟達者向け)
      4.  タイミングよく的確に質問をする.(基本的)
      5.  明確な説明とフィードバックを与える.(基本的)
      6.  学んだ知識やスキルが持続するように働きかける.(熟達者向け)
      7.  学んだ知識やスキルが実際に使えるように働きかける.(熟達者向け)
      8.  メディアやテクノロジーを使って学習効果を高める.(熟達者向け)

【評価】

      1.  学習成果とその実用性を評価する.(熟達者向け)
      2.  インストラクションの効果を評価する.(管理者向け)

【マネジメント】

    1.  学習効率と学んだことの実践を促進する環境を維持する.(管理者向け)
    2.  適切なテクノロジーを使って,インストラクションのプロセス を管理する.(管理者向け)