SimClub

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 SimClub会員(~2014.3)の皆様へ

Mission

医療者のタスク遂行能力を向上する新しいシミュレーション医学教育システムの開発・普及し、医療の安全と質向上を図ること

 

 

Objectives

医療者のタスク遂行能力を獲得・向上するために、教育理論、教授システム学、医学工学的手法、最新のテクノロジー(simulation, virtual reality telehealth, information communication technology等)を総合的に活用した医学教育システムを国内外の組織と広く県令し研究・開発・普及する

具体的には、
・医療チームで達成するタスクに応じた学習モジュールの作成
・Learning management systemにより学習モジュールのe-Learning化
・シミュレーションセンターのディレクター、スタッフ、インストラクター養成(学習者はいつ、どこからでもモジュールを利用した学習ができる)
・災害時における救急医療のシミュレーション学習システム構築が利用できるようにする

上記に関する研究・開発・普及活動

 

<ご報告>第1回救命救急・日米シミュレーション医学教育合同シンポジウム

投稿日時: 2007-07-23

第1回救命救急・日米シミュレーション医学教育合同シンポジウム(日米合同シンポジウム)から「21世紀のシミュレーションセンター」のご報告、SimClubの今後の発展、シミュレーション医療教育等に関する情報提供を適宜アップいたします。

  1. 日米合同シンポジウム関連・「21世紀のシミュレーションセンター」 シンポジウムのサマリーあるいはプレゼンテーションの内容を順次アップいたします。
    今回は2007年6月28日総合プレゼンテーション「21世紀のシミュレーションセンター」で配布した資料(PDFファイル「070618 21世紀のシムセンター」)をアップいたします。この総合プレゼンテーションは、シンポジウムのメインテーマの一つで、資料には背景とメッセージをまとめました。
    キーワードとしてピックアップすれば、「医療タスク遂行能力」「See One, Do One, Teach Oneの終焉とその後にくるもの」「シミュレーション医療教育を支えるサイエンス」「教授システム学(インストラクショナルデザイン)」「インストラクションとインストラクター」「シミュレーションセンターの役割とインフラストラクチャ」になるでしょう。
    今回のシンポジウムではシミュレーション医療教育を実践するにはインストラクター養成が急務であること、インストラクションはサイエンス+アートであることを共通認識とした上で、シミュレーションインストラクターカリキュラムを来年6月の第2回シンポジウム(ホノルル)で策定することを決定しました。
  2. SimClubの今後の発展
    SimClubの特色は、シミュレーション・医療教育をドメインとすること、医学教育を論ずる(Talk-the-Talk)というより医療教育を実践するプラクティショナー(Walk-the-Talk)のコミュニティであること、具体的なプロダクトを生み出している(2006年アナフィラキシーショック、2007年シンポジウム・WS)ことで、これらのことからSimClubはCommunity of Practice (CoP;ウェンガー、レイブ1991年)に相当すると言えるでしょう。今後はドメインに関わる知識・サイエンス・方法論等を開発・普及することで、医療の質・安全向上に貢献していきたいと思います。
  3. シミュレーション医療教育2007年6月27日シンポジウム1「21世紀における医療教育のあり方」でプレゼンテーションしたファイル(「070627次世代医療者養成システム1.2」)をアップいたします。
    主な主張は1)医学教育と医療の現場で行なうタスクとの間のギャップが大きいこと、2)このギャップをOJTのみで埋めることは倫理的にもプロフェッショナルとしても容認されないこと、3)このギャップを埋めるには「医療教育」という視点から新たにインストラクショナルシステムを導入する必要があることです。

 SUN (Simulation Users Network)  シミュレーション情報共有サイトのご案内

 投稿日時: 2007-05-09

このたびレールダル社よりSUN ウェブサイトhttp://simulation.laerdal.com がリリースされましたのでご紹介させていただきます。
このサイトは、シミュレーションを使ったトレーニングに興味のある人やシミュレーション教育関係者のための、新しい情報リソースです。 (尚、現在SUNは英語でのみ供給されております、ご了承下さい。)

このウェブサイトは、既存のシミュレーションユーザーや今後ユーザーとなり得る方が、その他のユーザーとのネットワークを構築したり、アドバイス、情報、サポートやアイデアを得たり、また、SUNのDiscussion Forumにご登録いただき(http://simulation.laerdal.com/forum/forums/default.aspx) 自らの経験を共有するための場としてご活用いただけます。
SUNを通して、ユーザーは最良のトレーニング方法やニュース、イベントに関する最新情報が得られます。
SUNでは次のような内容を含む多くの情報が提供されます。
SUN サイトの機能:
• ニュース&イベント
• ディスカッションフォーラム
• オンライン チュートリアル (教育サポート)
• シナリオ関連の情報
• シミュレーションに関するリンク
• ダウンロード可能なフォームやチェックリスト
• 教育サービス (コース概要を含む)
皆様にご活用いただければ幸いに存じます。

 シミュレーション教育シンポジウムのご案内

投稿日時: 2007-04-09

虎の門病院 中西先生からご連絡いただきました、2007年4月20日(金)に開催されますシミュレーション教育シンポジウムのご案内です。
日時: 平成19年4月20日(金)  15:00-17:30
(ラボセンター見学*      14:00-14:30)
*虎の門分院内シミュレーション・ラボセンター
場所: 川崎市民プラザ (シンポジウム会場)
川崎市高津区新作1-19-1(申込書記載の地図参照)
Tel: 044-888-3131
会費: 1,000円

【プログラム】
14:00-14:30 シミュレーション・ラボセンター見学
15:00-17:30 シンポジウム (シンポジスト等の詳細については別紙参照)
18:00- 懇親会

全米看護連盟プロジェクト 書籍の紹介

投稿日時: 2007-04-04

レールダル社の協力のもと、全米看護連盟(NLN=National League of Nursing) のメンバーである8施設により2003-2006年の3年間に渡り看護におけるシミュレーション教育についての研究が実施され、その3年間の研究結果がこのほど書籍として発売されました。

>>> 詳細はこちらをご覧ください(PDFファイル)

三年間の研究に携わった施設は下記の8施設であり、Dr. Pam Jefferies, インディアナ大学 看護学校(Indiana University School of Nursing)がプロジェクトコーディネータとなり研究は進められました。研究対象となった各関係施設ではシミュレーション教育を取り入れた 成人及び小児患者に対する革新的な看護教育が展開され、研究ツールの一つとしてSimManが利用されました。各研究施設ではシミュレーション教育を通じ看護学生の学習成果‐ 特にシミュレーションが学生の批判的思考能力、自尊心・不安感、知識にどのような影響を及ぼすか‐ に焦点をおいて観察・記録が実施されました。

全米看護連盟は教育と看護実務において全ての看護師を代表する全米で唯一の組織であり、110年間に渡り常に変化する医療環境に対応し、看護教育の質を高めるための専門的能力開発の機会を提供してきました。また、能力検査・評価、あらゆる教材を提供するなど、全米看護協会は看護教育におけるデータベース、情報、ベンチマーク等を集約する中核的な組織でもあります。

研究対象8施設:
University of Virgina (Charlottesville, VA)
University of Southern Maine (Portland, MA)
Community College of Southern Nevada (Las Vegas, NV)
Case Western Reserve University (Cleveland, OH)
The Washington Hospital School of Nursing (Washington, PA)
University of Maryland (Baltimore, MD)
Tulsa Community College (Tulsa, OK)
Texas Tech Health Science Centre (Lubbock, TX)

※ご購入を希望される場合は、NLNのホームページをご参照ください。→ →http://www.nln.org/publications/Simulation/index.htm

 

13th Annual Meeting of the Society in Europe for Simulation applied to Medicine

投稿日時: 2007-03-03

表題の会合についてご連絡させていただきます。 ※以下添付資料抜粋訳
13th Annual Meeting of the Society in Europe for Simulation applied to Medicine

開催場所:  デンマーク コペンハーゲン、Herlev Hospital Herlev Hospitalはコペンハーゲン市内から公的移動機関で30分ほどの距離にあります。

開催時期:  2007年6月18日-20日
SESAM 年次総会は患者の安全性の向上を目的として医療におけるシミュレーションに関する情報を共 有するためのフォーラムで、テーマは次のとおりです。
・医学シミュレーションコミュニティによる教育と研究に関するフォーラム
・シミュレーターを使ったトレーニングにおける新しい手法と標的視聴者について
・評価方法とスキルの移行について
・装備やモデルの開発について

【2007年の会合のメインテーマ】
・異なる学問分野の人々の間のチームトレーニング、
・パラメディカルトレーニング・新生児トレーニング、
・医学シミュレーションの分野における手術、科学および研究

※プログラムの詳細については、今後随時HPに告知されます。

SESAM HP:  http://www.herlevsimulator.dk/index.php?216

申込方法:現状まだHPに申込方法に関する記載がないので、詳細については、直接次までお問合せください。
Imke Schaefer, Project Coordinator
Danish Institute for Medical Simulation
Herlev Hospital,
Copenhagen, Denmark
TEL: +45 44 88 40 00 – 8 28 03
FAX:+45 44 88 36 92
e-mail: dims@herlevhosp.kbhamt.dk

>>> Herlev Hospitalについての資料はこちらからダウンロードしてください(PDFファイル)

 

第4回 欧州シミュレータインストラクターコースのご案内

投稿日時: 2007-03-03

第4回SimClub Meetingにて虎の門病院 中西先生よりご発表のありました欧州におけるシミュレータインストラクターコースが今年も開催されますので、ご連絡させていただきます。 ※以下添付資料抜粋訳

コペンハーゲン、ロンドン、チュービンゲンのシミュレーションセンターによる共同開催

開催場所:  ドイツ チュービンゲン
開催時期:  2007年4月24日-26日(初日:10:00~、最終日:15:30まで)
最寄の空港:  ドイツ シュトゥットガルト空港(センターまで約30分)
参加人数:  最小12名~最大20名

第4回目を迎える今回は3施設、8名の異なる専門分野(麻酔科、看護師、医学教育、心理学者)のインストラクターの経験を組み合わせたコースを開催します。コースでは論理と実践を組み合わせ、安全で刺激的な環境下における学習のためのフィードバックに重点をおきます。参加者は4つのグループに別れ、2名の指導者が指導にあたります。コースは英語で開催されます。

対象:  シミュレータを使ったシミュレーション学習の導入を検討されている医療関係者
コース目的: crisis resource management(CRM) の問題を通して、参加者が救急処置に関するシミュレーションコースを開催できるようにする。
コース内容: シミュレータに慣れる/シナリオを作成し、実施/デブリーフィング(構造、問題点、ビデオを使用、注釈方法)/薬剤投与や患者の安全を図る上でのエラー/成人学習の原則/コースの企画/シミュレータインストラクターの役割/ネットワーキング
方法:経験、実践、フィードバック、理論の学習、ハンズオンワークショップ、体系的な反映方法
指導者:DIMS: Doris Oestergaard, Nini Vallebo, Kurt Nielsen
BARTS: Chris Chin, Chris Sadler
TuPASS: Marcus Rall, Peter Dieckmann, Silke Reddersen
参加費:一人1100ユーロ (昼食、ソフトドリンク、コーヒーおよび夕食2回、ソーシャルプルグラムを含む)
※交通費および宿泊費は含まれません。
※宿泊手配について:サポート有。
連絡先:  Peter Dieckmann 詳細別紙参照
申込方法:    別紙参照
>>> 申込書はこちらからダウンロードしてください(PDFファイル)

資料のダウンロード

21世紀の医療者養成シミュレーション訓練の理論と院内インストラクターの重要性 

掲載日:  2008-8-18

2008年8月13日に名古屋市内で講演した「21世紀の医療者養成」のスライドです。
シミュレーションによる医療訓練の理論についてのプレゼンテーションが含まれています。
学習の効率を「能力」ではなく「学習時間」に還元する「キャロルの時間モデル」を取り入れました。
「キャロルの時間モデル」については以下(熊本大学大学院教授システム学 鈴木克明教授)を参照してください。
http://www.edutech.tohoku-gakuin.ac.jp/personal/suzuki/resume/books/1995rtv/rtv01.html

 

 

第2回医療教授システム国際シンポジウム(Honolulu2008)

掲載日:  2008-4-28

2008年6月18-20日、ハワイ大学医学部SimTikiシミュレーションセンターで「第2回医療教授システム国際シンポジウム」を開催いたします。
シミュレーション医学教育・医療訓練についてのアップデート、教授システム学(熊本大学・鈴木克明教授指導)のワークショップ、実際のシミュレーションカリキュラムを開発・実践する演習、米国における看護教育とシミュレーションのあり方と看護シミュレーションのワークショップなど、多彩なプログラムを用意しています。英語・日本語によるプレゼンテーション、通訳の手配など英語に自信がない方も安心して楽しく参加していただけるよう工夫しています。

 

“SimEXPO”2007 ガイドブック 

掲載日:  2007-11-16

主 催:SimClub

共 催:日本蘇生協議会・アメリカ心臓協会トレーニングセンター、モデル&シミュレーション医学教育研究会、日本医療シミュレーション教育研究会
事務局:株式会社アムス(http://www.ams-c.co.jpNPO法人「救急医療の質向上協議会」
会 期:2007年11月13-14日午前10-18時(13日18ー20時:情報交換会)
会 場:日本橋プラザ3階展示場(東京都中央区日本橋)
作成・著作権:SimClub代表 池上敬一(獨協医科大学越谷病院救命救急センター)

 

SimEXPO”2007のご案内 

掲載日:  2007-11-16

 

シミュレーション医療教育セミナー 2007年10月2-3日

掲載日:  2007-10-1

SimClub「シミュレーション医療教育セミナー」
2007年10月2-3日、
LMJ本郷TC16:00-19:00

患者急変時の医療タスク分析と訓練法としての「Rapid Response Team」と「患者急変対応コース」の差異について

 

第7回SimClub ミーティング議事録  掲載日:  2007-9-18

Society for Simulation in Healthcare (SSH)との連携について → 資料3

「日本医療教授システム学会」(Japan Society for Instructional Systems in Healthcare; JSISH)の設立について→資料5

シミュレーション医療教育総合展示“SimEXPO”2007・企画案 → 資料6

今後のプロジェクト* 虎の門病院開催コースの受講者評価→資料7

「救急外来医学」東京大学軍神先生→資料9