2022年度第１期　医療ISD実践コースのご案内

はじめに

日本医療教授システム学会では「できる」医療者に育つ/育てる学習システム（GOLDメソッド）に基づき、医療職ごとに医療実践能力を学ぶ/教えるための教材を開発・普及しています。

今回実施する医療ISD実践コースでは、看護学生が「できる」看護師に成長するために用いる教材、看護実践TeamSim・処方箋シリーズ（「急変させない患者観察テクニック」（羊土社）からDL）を用いてGOLDメソッドの考え方・方法論・使い方を学びます。

学習の成果として以下の実践ができるようになります。

• 看護学生、新人看護師や院内看護師を対象とした講義や研修で、「急変させない患者観察テクニック」からダウンロード可能な看護実践TeamSim・処方箋シリーズを用いて、学習者が「できる」看護師の看護実践能力を獲得する学びを効果的・効率的・魅力的に支援できる。
• 教員や指導者は看護学生、新人看護師や院内看護師が処方箋シリーズを学びながら「できる」看護師に成長していくプロセスをナラティブに記述したり、看護実践能力のbefore/afterを比較することで専門学校・大学や病院のミッション達成に貢献することができます。

■　受講対象

• 看護学生の教育・指導を担当する教員・現場指導者
• 新人看護師の研修や院内研修を担当する教育担当看護師・現場指導者

■　学習目標

• 学習者が経験する（処方箋シリーズを使った）新しい学び方の効果・魅力を自ら経験する。
• 処方箋シリーズの学習デザイン（「できる」看護師の看護実践能力を直接学び取るための教材と学び方）を少しずつ自分の腑に落としていく。
• 処方箋シリーズの学習をインストラクションできるようになる。

■　スケジュール（毎週火曜日午後9時から70分間のオンライン(ZOOM)です。事前事後学習環境はmoodleを使用します。）

■　教科書

1.「急変させいない患者観察テクニック」（羊土社）

　　　　　　⇒看護実践TeamSim・処方箋シリーズ（ダウンロード可）

2.「インストラクショナルデザインの道具箱101」（北大路書房）