Q&A

ご質問一覧

Q. AMLSプロバイダー・コース受講に際して,受講の要件としてAHA ACLSだけが該当し,日本救急医学会ICLSコースは該当しませんか?
Q. AMLSのインストラクターになるにはどのような手続きが必要でしょうか?


AMLSプロバイダー・コース受講に際して,受講の要件としてAHA ACLSだけが該当し,日本救急医学会ICLSコースは該当しませんか?

 ご承知いただいておりますように,米国心臓協会(以下「AHA」)のACLSプロバイダー・コースは,心停止のみならず,心停止に至り得る重度の不整脈,さらには脳卒中や急性冠症候群への対応を学習するプログラムです.薬剤の用量や投与方法などの知識も要求されます.次のURLもご参照ください.(参考:http://eccjapan.heart.org/course/acls.html
一方,日本救急医学会ICLSコースは,心停止の患者さんの蘇生が主な学習目的となっており,以下の記述がございます.“ACLS(Advanced Cardiovascular Life Support)が安定した不整脈管理や脳卒中なども含む幅広い循環管理を目指しているのに対して、ICLSの名称には突然の心停止に対して直ちに対応するという意味が込められています。” (参考:http://www.icls-web.com/icls/icls_about.html)AMLSは,心停止患者の蘇生が学習内容ではなく,主に内因性疾患(転落などの高エネルギー外傷や事故などの機転が明らかでなければ,それかどうかも患者さん自身はお分かりにならないケースがほとんどだと思いますが)の患者を評価したうえで安定化させる初期治療の概念を学習していただくプログラムです.従いまして,心停止患者の蘇生だけを目的とした学習プログラムではAMLSプロバイダー・コース受講の前提として不充分であると認識されます.もちろん,お受けになった日本救急医学会ICLSコースが,従来のICLSの内容のみならずAHA ACLSの内容を網羅した学習プログラムであることが明示されるものであれば(修了証やその他の方法で証明されれば),この限りではございません.個別にご相談いただければ対応可能な場合もございますので,改めてご連絡いただきますようお願い申し上げます.